タンチョウ [生きもの達]
3月9日(月) 阿寒丹頂の里〜人工給餌発祥の地〜
「説明を聞く」
特別天然記念物を守る
ある雪の朝、上阿寒地区在住の(故)山崎定次郎氏が、
自分の畑で、大きくて白い数羽の鳥が、トウモロコシの
茎を積み重ねた「ニオ」の 実突いているのを見つけました。
余りの美しさに暫く呆然と見取れていたといいます。
その鳥こそが絶滅したと思われていた丹頂だったのです。
「何とか生き延びてくれ」そう願いを込めて、当時貴重な
食料でもあるトウモロコシを、畑一面に撒いたのです。
この大きくて美しい鳥を、永遠に見続けたい‥そんな想い
でした。
しかし、タンチョウは、とても警戒心の強い鳥で、撒いた
トウモロコシにはなかなか近づくことはありませんでした。
然し、山崎氏は毎朝同じ時間にトウモロコシを撒き続け、
タンチョウと山崎氏の間に信頼関係が生まれ〜
人工給餌が成功したのです。これが人工給餌のはじまりです。
こうして厳しい冬に、タンチョウが餓死することも減り、
タンチョウの生息数も増えていきました。
現在では、三代目山崎一彦氏が北海道から、給餌人として
委託され 給餌活動を行っています。
トウモロコシ
活きの良いお魚・・・生きたまま〜
この方が三代目〜山崎一彦氏です。北海道から〜
私もお魚〜食べたいわ~~~♪(笑)
タンチョウは、「サルルンカムイ」
湿原の神と呼ばれ1952年(昭和27年)に 国の
特別天然記念物に指定されました。
タンチョウは留鳥・・・
タンチョウを撮影にカメラマンらしき大勢の
方々は〜〜〜真剣に泊まりがけで、来ています!
美しいタンチョウ・・・会えて感動しました〜
素晴らしい・・・のひと言です。\(^O^)/