ねこやなぎ [猫のような花…]
4月5日(日) 「ねこやなぎ」
山間部の渓流から町中の小川まで、
広く川辺に自生する柳の一種です。
北海道から九州までの河川の水辺でみられ、
早春に川辺で穂の出る姿は美しい・・・
花穂を、猫の尻尾に見立てて、「ねこやなぎ」の
名前があります。
春を告げる花とされているのは、他のヤナギに
先駆けて花を咲かせること、
サクラのように葉よりも花が先だから。
生け花に使われたり、盆栽になったり。
たっぷりの水で元気にそだつ、丈夫な樹木です。
ねこやなぎの花言葉は「自由」。
春を告げる花穂の姿で愛されるネコヤナギは、日本
に古来から自生していた枝物です。
現代の私達にとっては、生け花の素材としてお目に
かかる事の方が多いでしょうか。
「自由」の他「開放的」、「素直」、「思いのまま」
などの花言葉を持つねこやなぎ。
春の到来を示すその姿から、開放感や活力をイメージ
したのでしょうね。
また、自由自在に曲がるヤナギ科共通のしなやかな枝、
其れに猫という動物の持つ奔放さも、自由を象徴する
モチーフと云えますね。
その頃になると綿毛に包まれた種子たちが風に運ばれ
乍ら旅立っていきます。
春を待つのは長いけれど、あっと言う間に春が初夏へと。
此の時期が一番嬉しい…
此方は未だ〜一寸早いみたいです〜