道産の。。。 [日本一のキビ団子]
4月6日(月)
北海道で「きびだんご」といえばオブラートに包まれた
長方形の茶色い餅飴のことです。
この北海道独自の「きびだんご」を生み出したのは
谷田製菓です。
そもそも谷田製菓が「日本一のきびだんご」を発売
したのは、昭和12年(1937年)のこと。
この年に発生した関東大震災の復興を願い北海道開拓
の精神もこめて「起備団合」と漢字で命名され早い時期
に変更されたのだそうです。「きびだんご」と…。
出来上がった「きびだんご」は 餅とキャラメルを
足して2で割ったような、独特の味わいと食感が特徴。
ほのかな甘さと香ばしさは飽きの来ない味でクセに
なります。
私が昭和36年北海道へ来て、このきびだんごに出会い。
農作業の傍ら、小腹を空かしていたら、車で一走り〜
店まで行き、買って来てくれたのがこのキビ団子でした
思い出は〜半世紀以上も前の事^懐かしさが込み上げます。
腹持ちの良さと優れた保存性から重宝した物です。
その上、すっかりお気に入りになり、実家への贈り物や
友人達にも贈るのが 唯一の楽しみでした。
JR栗山駅近くにある谷田製菓の工場は昭和20年代に
建てられた、煉瓦造りの壁が目をひくクラシックな
建物です。 製造工程も全て見学出来ます。
皆様が過日の「昆布餅」の記事をどんなお味か?と聞かれて、
昔々の若かりし頃の「キビ団子」が 思い出されました。
北海道へいらした折には思い出して下さいませ♪〜