山吹伝説 [雑感]
5月8日(金) 山吹が咲いていました。今年初めて見ました。
山吹を見る度に思い出す!「道灌の山吹伝説」
太田道灌は扇谷上杉家の家莘でした。ある日のこと、
道灌は鷹狩りに出掛けて俄雨にあってしまい、みすぼらしい
家に駆け込みました。
「蓑を貸してもらえるか?」と 声をかけると…
思いもよらず 年端もいかぬ少女が出て来たのです。
そしてその少女が 黙って差し出したのは 蓑ではなく、
山吹の花一輪でした。
花の意味が解らぬ道灌は「花が欲しいのではない」と怒り
雨の中を帰って行ったのです。
その夜、道灌はこのことを語ると 近臣の一人が進み出て
「後捨遺集に醍醐天皇の皇子・中務郷兼親王が詠まれたものに
(七重八重花は咲けども山吹の(実の)みのひとつだになきぞかなしき)
と言う歌があります。
その娘は、(蓑)一つなき貧しさを山吹に例えたのではないでしょうか」
と、言いました。
驚いた道灌はその不明を恥じ、この日を境にして
歌道に精進するようになったと言います。
山吹の… 花言葉
「気品」「崇高」「金運」
花言葉の由来…
鮮やかな黄色の花を多数咲かせる山吹。
谷底に落とした金貨が山吹の花になったと言う
言い伝えもあり、気品…金運の花言葉もそれに
ちなむと言われます。
どちら様もご機嫌よう〜〜〜また明日♪